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ファイナルファンタジー IX

機種 メーカー 発売日 ゲームレビュー
PS スクウェア 00/7/8 ファイナルファンタジー IX

(00/7/22)
終わった。
DISK4は結局ラストダンジョンのみであった。・・・僕はラストダンジョンしかやってないけど、きっと隠し要素が山ほどあるんだろうな。最近のFFってそうだ。DISK4は普通にやると、ほとんどやること残ってないのに「アルティマニア」とか見ると、嫌になるほどやれることが残ってたりする。
それは置いておいて、ストーリーのほうは・・・最後がちょっと唐突だった感じは否めないかな。クリスタルという言葉はラストバトル直前に登場。話をうまく纏めるために登場させたと言うところだろう。もうちょっとこの辺は序盤から伏線張っておいてもよかったんじゃないかなぁ?たとえば、庶民の間にクリスタル信仰がある、とか。
クリスタル同様、ラスボス(クジャはラスボスの直前に戦うんだな)も、いきなり登場したという印象。ま、これは今回に限った話じゃないかな。
ただ、ラストバトルそのものの出来はなかなか素晴らしかったと思う。敵の攻撃が強力なんだよね。他のRPGにありがちなネチネチした攻撃+大量のHPで粘る、というコトはなく、ガンガン攻めてくるけどHPは異常に多いわけじゃない。音楽や演出もなかなか緊迫感をうまく出していたし。そういや「変身」もしなかったな。珍しいことだ。でも、変身しないのは正解だと思う。とにかく、変身されてしまうと「これまでの戦いって何?」みたいな気分になりがちだし。それが最悪の形であらわれたのがFF8だったなぁ。あれは何回変身すりゃ気が済むんだってほど変身して、最初に挑戦した時は「現実時間で」3時間半掛けて負けたからなぁ。あれに比べると今回は非常にすっきりしていて良い感じです。
ラストバトルがあっさりしたものだった分、エピローグにずいぶん時間を割いていたな。まぁ、でもそれも良し。最後のスタッフロールはこれまでの軌跡を最初から順番に背景に流しながら「FFのテーマ」を流すという、小憎らしい演出。こういうのってありそうでなかなか見られないんだよなぁ。
といった具合で、最後はかなり良い出来でした。
序盤と終盤が非常に良く出来ていただけに、中盤の中だるみが残念な作品だったな。それと、高尚なテーマ。これは出来ればやめて欲しかった・・・ま、それ以外はほぼ文句のない秀作、ってところかな。傑作には一歩足りないというところ。
(00/7/21)
一気にラスボス(だろう)まで。
DISK4に入ったら、後はイーファの樹の上に登場した「記憶の世界」を突き進むのみ。途中で中ボスらしきものが4匹出てくるものの、それほど強くはない。適当なところで「盗む」を切り上げればどうってコトない連中だな。で、ストーリーのほうはいよいよ観念的に小難しくなってきた。もうこういう展開になると、台詞読んでません。なんかわかったようなわからんようなコトしか言ってないからな。
ただ、最後に来て遂に「クリスタル」が登場。しかもいきなり「すべての根源である」ときた。FF9は原点回帰の作品であり、いつかクリスタルは登場すると聞いていたから、僕はそれほど違和感覚えなかったけど、そういう予備知識のない人にしてみればちょっと唐突だったんじゃないかなぁ、って気はする。
しかし、音楽が「記憶の世界」の音楽から徐々に「クリスタルのテーマ」に変わっていくところは、素直に「おおっ!」って思った。そして雑魚キャラに「ベヒーモス」が登場。これはもうラスト間近といって問題ないでしょう。
で、「どうせ死ぬならみんな道連れにしてやる!」と、非常に分かりやすい開き直りをしてくれたクジャをあっさり倒し、「無」が登場。この辺は3や4をやってる人なら、思わずうなずいてしまうような懐かしい展開。無といえば3のラスボスだし、一度は倒された主人公達が復活するパターンは4を髣髴とさせる。
で、ラスボスだけど、いい感じじゃないかなぁ、こいつ。なんか久々に「圧倒的な強さ」を見せ付けてくれている感じがする。最近のRPGのラスボスって「いやらしい強さ」を感じることが多いんだけど、今回のラスボスは、あまりそういう印象を受けない。ド派手な演出とか、かなりアップテンポなBGMもそういう雰囲気作りに一役買ってるんだろうな。
ただ、やはり圧倒的に強いんで、ちょっとレベルアップしてから再挑戦したほうがいいかも知れない。せめて今持ってるアイテムのアビリティを全部覚えるまで。
(00/7/20)
DISK4に入った。
DISK3は結構長かったなぁ。DISK1,2がそれぞれ10時間弱で終わってたのに、DISK3は15時間くらい掛けてしまった。話が核心に至るところなので、変に切らずに引っ張ったのかもしれないな。
まず、イプセンの古城では、サラマンダー関係のちょっとしたイベントが発生。ただ、これは展開が単調になりがちなイプセンの古城攻略のアクセントとして入れられた感じが強い。サラマンダーの首尾一貫しない言動、行動はどうも頂けない。
で、その後各地に散らばる封印をといて、別世界、テラへ。
普通のRPGだったら、この封印を解く作業も、一つ一つダンジョンなんか用意するところだったんだろうけど、今回はそういうコトはなかった。ここでそういうイベントを入れてしまうとただでさえだれ勝ちだったてんかいが更にだれてしまうところだから、ここの演出は正しかったと思う。4つの祠で起こる出来事を断片的に次々見せていくやり方はなかなか緊張感もあり、今までの話の中でも一二を争うほど良い出来に仕上がってたと思う。
んが、その後の「テラ」でのイベントはいただけませんな。相変わらず「星」と「忘れた記憶」の話だ。いい加減飽きました。ただ、最終的な敵になると思ってたガーランドがあっさりやられてしまったのは意外だった。
真実を知らされた後のクジャの暴走は、それなりに伏線が張ってあったこともあり、素直に理解できた。FFは6以降どうもその心理が理解できない敵キャラが多かったけど(6・ケフカ、7・セフィロス、8・アルティミシア)、久々に「普通の」敵が登場したという感じだ。
(00/7/19)
飛空挺が遂に登場。基本的な操作方法とかは7,8と変わらない。ただ、音楽がいい感じだな。9は全体的にBGMが良い出来だと思う。フィールドとか、個人的にはクイナのテーマとか。
ストーリーのほうはちょっといきなりな展開が多くなってきたかな。クジャを追いかけグルグ火山の奥へ分け入ったら何故かそこにシドの妻、ヒルダがいた。まぁ、クジャがヒルダガルデ一号を使ってたから、クジャの元にヒルダがいるのは予想できたんだけど、それにしても登場がいきなりだったかな。
あぁ、あと髪を切ったダガー=ガーネットがなんかいい感じですな。声も出るようになったし、迷いも吹っ切れたようだし、これでイプセンの古城から「テラ」の世界へ一直線というカンジか。
そろそろDISK3も終わりかな。
とりあえず、イプセンの古城に入る前にいろいろ行ける所は行っておかないと。また8の時みたいにDISK4になったら戻れません、じゃ困るしね。
(00/7/18)
グルグ火山。
相変わらず戦闘多いね〜それに一回の戦闘がなかなか終わらない。まぁ、この長い戦闘については、僕のやり方にも問題があるのかもしれないけど。
つまり、全員に「オートポーション」のアビリティを装備させているのだ。おかげで、ちょっとダメージ食らっただけですぐポーション使用。全体攻撃食らった時など、ポーションによる回復だけでたっぷり30秒はかかってしまうんじゃないだろうか?でも、今パーティーに回復キャラがいないから、このアビリティ使わないと厳しいしなぁ。
(00/7/17)
デザートエンプレス最悪。
クジャに逃げられた後、シドに「船で追うケロ」と言われ、デザートエンプレスを隅々まで探し回ったが、結局見つからず。一周してスタート地点に戻ってみたら、そこに下へと降りるレバーがあった。気づかねぇよ、こんなところにこっそり置かれても。
このデザートエンプレスで、FF9、評価が急降下。一度冷めてしまうと再びのめりこむには相当のモノが必要になるが、それをこのゲームに期待できるのかどうか・・・
(00/7/16)
クジャに仲間を人質に取られたジダンの奮闘、というところなんだろうか。しかし、雰囲気的にはかなり中だるみにきてるな。とにかく、好きな時にセーブできないのがつらい。下手すると、30分ぐらいセーブなしで進めなくてはならないシーンもある。
それは置いておくとしても、あまりクジャに対する脅威というものが感じられないんだよな。それは、クジャが一人で行動していることに起因するんだろう。なんか、組織なしに一人で勝手にやってる敵って、一人相撲とってるように見えて、あまり力強さとか、恐怖感だとかを感じられない。最近のFFの敵はみんなこうだよなぁ。
戦闘もそれほど面白くなくなってきたかな。敵がやたら弱いのとやたら強いのでバランスが取れてないような気がするし。雑魚敵でもいちいち面倒な手順踏まないと倒せないヤツとか多いしね。
ストーリーも、やはり「星」とか「古代超文明」とか出てきて怪しい感じ。ダガーは自分に関する重大な過去を「記憶喪失」しているという「お約束」をまたもやってしまっていたが、ジダンも同様に自分に関する重大な記憶を失ってる感じだ。とにかく、この「星」と「記憶」。これにこだわんのやめてもらえないかなあ?途端にストーリーがあやふやになるように感じるんだよね。
(00/7/15)
アレクサンダー城攻防戦はムービーガンガンに使いまくってたなぁ。あの「アレクサンダー」が翼を広げるところはなかなかの迫力であったが、全体としてやはりムービーは印象が薄い。メッセージが一切表示されず、画像と音楽だけですべて表現しようとするからかなぁ?
・・・で、いよいよ船を手に入れ、行動範囲が一気に広がった。せっかくだから本来の目的地に向かう前にいろいろ寄っていこうと思い、ぐるっと今までいけなかったところを回ってみる。2つ目の島でいきなり強力なドラゴンが登場。あっさり全滅。
むー、全滅すると厳しいんだよなぁ。このゲーム、結構セーブポイントが少ないうえに、街の中をいろいろ歩き回ったりするイベントが多いため、一回全滅してやり直しになると、ホント、2回目は作業的になって退屈。まぁ、あちこちにセーブポイント設置するのも難しいのは分かるけどさ・・・
クジャの言ってた真の敵とでも言うべき「ガーランド」。姿は見せたけど、まだ何を目的に行動してるのかがわからないな。ただ、「星」というキーワードが出てきた時点でなんか嫌な予感がするのだ。7のときそうだったけど、星を守るとか、やたらでかいコトを戦いの目的にあげると、話が途端に観念論的になって、プレイヤーが置いてかれてしまうんじゃないかと思うんだよな。もうちょっと単純な敵を希望(^^;
(00/7/14)
DISK2終了。
クジャは最終的な敵にはならないような雰囲気。今のところジダン達と対立しているようだけど、クジャはジダンではなく「真の敵」というべき別の存在を常に視点においているように思える。そして「ガイアの外」なんていう言葉も飛び出し、もしかしてFF4のように宇宙に舞台を持っていくのか?という疑問も起こってきた。
一方、ジダンたちのほうはサラマンダーを仲間にしている。これで、説明書に出てくる主要な登場人物はすべて仲間になった計算になるな。戦闘パーティーの選択という要素も出現し、これからはバランスを考えたレベルアップをやってかないといけないんだろう。
一つ気になったのは、ムービーシーンの迫力のなさ。DISK2最後近くのイーファの樹攻防戦は、バハムートまで登場し、前半のハイライトだったはずなのに、ムービーからはそういった迫力はほとんど伝わってこなかった。うーむ、もうこういったムービーには慣れてしまったというコトなんだろうか?それとも、演出があまり上手でないというコトなんだろうか?後者なのかもな。主人公達の台詞なんか見てるとあんまり切迫感を感じられないし。
(00/7/13)
イーファの樹クリア。これで「霧が晴れた」わけだな。初めてクジャに対してアドバンテージを持ったわけだ。ストーリー的にはそんなところ。
しかし、戦闘にクイナがいないとイマイチ盛り上がらんな。やっぱり「たべる」の効果は偉大だ。「ぬすむ」だけではものたりないし、今もってるアイテムのアビリティはほとんど習得してしまったし・・・
(00/7/12)
コンテヤ・パダ(だっけか?ドワーフの村)を抜け「聖地」へ。ドワーフの村の結婚イベントは笑わせていただきました。特にクイナとビビのほう。そしてエーコを仲間に加えてイーヴァの樹へ。遺跡の村で起こるエーコ関連のアクティブイベントはなんかいいカンジたなぁ。エーコってなかなかいい味出してるキャラクターだと思う。
ここに限らずアクティブイベントってなかなか良い感じのシステムだな。違和感なくストーリーを複数の角度から見せることに成功してると思う。
そういや、戦闘で一つ発見したことがある。召還獣。7や8ではその長すぎる召還シーンの演出が不評を買ったものでしたが、今回はそれに反省したのか、召還シーンにロングバージョンとショートバージョンがある。おそらく、ロードした後、一番最初の召還だけロングバージョンで、二回目以降はショートバージョンなんだろう。ショートだと、普通の魔法と大差ない程度の時間しかかからず、召還することに全然抵抗がなくなってる。
こういうところ含めて、今作はいろいろ考えられてる(これまでの問題点がしっかり改善されている)。良いことです。
(00/7/11)
外側の大陸(一つ目・マップを見ると外側の大陸は大きく分けて三つあるようだ)を歩き回る。最初のドワーフの村はつなぎの村、って感じだったけど、その次に登場した村「黒魔道士の村」は今後も重要なポイントを占めてきそうだな。なんで目覚めた黒魔道士がいるのか、がアレクサンドリア攻略のカギになるのだろう。アイテム周りでは合成屋がだんだん重要になってきたな。ただの武器屋ではだんだん大した物が手に入りにくくなってきている。まぁ、がんがん合成してしまってもいいんだけど、アイテム各種類にひとつは残しておきたいからなぁ。そうすると、とたんに合成が面倒になる。いちいち武器屋と合成屋を往復する羽目になるし。でも、意外とそういうのが苦にならないのが今作の特長かな?
(00/7/10)
なんとかルーという地下の坑道を抜けて外側の大陸に出るまで。しかし、アレクサンドリアは外側の大陸までくるんだろうなぁ。そういう気配があるし。今のところクジャという男(最初は女かと思った)を追いかけるという漠然とした目標しかないし。まぁ、いろいろ歩き回ってみても面白いのかな。
(00/7/9)
むー、正直言えば、期待していたよりはずっと面白い。それはやはり、ファンタジーな世界観と深刻にならない前向きなキャラクター達の性格によるところが大きいんだろう。話も、7や8のように途中で分けわかんなくなることも無い。途中で二手に分かれたりするが、基本的に向かうベクトルは同一方向なので、混乱することはないんだな。
で、世界観とあってるからか戦闘も結構楽しんでます。アビリティをアイテムから得るのがいいんだな。いろんなアイテムを獲得するために「ぬすむ」を多用するし、習得できるアビリティの数が多いから、毎回「戦果」が見えて、消化戦闘(っていう言い方あるのか?)が少ない気がする。
ただ、戦闘そのものの回数は相変わらず多いけれども。
話のほうは早くもDISK2に入ってしまったが、もう、主人公達がいる「霧の大陸」はほとんど踏破してしまった。ずっとこの中で物語が進むとも思えないんだが・・・飛空挺が完成した時点で外に出られるようにはならないのかな。いまの大陸の広さじゃ飛空挺を使う意味があんまりなさそうだし。
そういや、DISK1の中ではとうとう召還獣を使えなかった。8ではいきなり使えるようになってたのとは対照的だな。まぁ、でもそろそろ使えるようになりそうな気配。
(00/7/8)
PSになってからのFFは妙にSFっポイところが前面に出て(6の頃からそういう雰囲気はあったが)賛否の分かれるところだったんですが、今作は思い切って以前のファンタジーな雰囲気を前面に出しています。4とか5の頃に近い感じ。
加えて、主人公が前向きなナンパ野郎になったことで作品の雰囲気がずいぶんと明るくなってます。
いい事だと思いますね。7とか8の主人公達はずいぶんうじうじ悩むのでちょっとついてけないところもありましたが、今回は肩の力を抜いて楽しめるというところです。
・・・雰囲気は4,5だけど、インターフェイスは7,8の流れをしっかり受け継いでるな。いいとこどりってところかな。
戦闘については7,8と雰囲気的には変わらないです。ちょっとだけ敵モンスターもコミカルになったかな、という気はするけれども。まだ召還獣は使えないけれど、魔法なんかは結構いい感じのエフェクトじゃないでしょうか。音楽もずいぶんと「ゲーム的」な音楽になっており聞きやすい。
ただ、戦闘に入る時およびフィールドに戻る時の読み込みの遅さは気になったな。やや高めのエンカウント率とあわせて、戦闘に飽きがこないか心配ではある。
物語のほうは序盤に派手なイベントを持ってきたおかげで一気に引き込まれる勢いがありこれはOK。また、アクティブタイムイベントというシステムも面白い。これは「そのころあの人は・・・」という感じの小さなイベントがその時々に応じて選択できるというシステム。これを見てると、後の展開で「あぁ、なるほど」ということになり、ストーリーの補完をうまく果たしてる。で、2周目以降はこれをすっ飛ばすことで店舗よく先に進めるというコトだ。
そういや、マニュアルがずいぶんシンプルなんだよな。「基本的な操作は、ゲーム中のチュートリアルでどうぞ」というスタンスらしい。まぁ、これは賛否あるところだろうね。僕はマニュアルはあんまり読まないたちなのでそれほど気にはならないけれども。
・・・アビリティシステムは結構いい出来かな。アイテムによってスキルを習得し、またその種類もキャラクターによって異なる。なかなか面白いシステムだ。PS以降のFFは全部のキャラクターが同一のスキルを習得できたため、戦闘時にはキャラクターの個性というものが消滅してたけど、今回はそういうコトはなさそうだ。実際、白魔法を使えるお姫様がいなくなった途端回復に窮することになり、急遽回復アイテムを大量に購入することになるなど、いろいろな意味で緊張感の持てるシステムになっている。
・・・そういや、黒魔導師や竜騎士が復活してるのも楽しいですな。「ジャンプ」攻撃はかなり好きなんで。
なんかこれ、昔からFFやってる人ならホントに楽しくなってしまうような要素が揃ってるな。逆にPSからFFに入った人にとってはかなり違和感を感じる出来になってるのかもしれない。