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魁!!クロマティ高校(2)→
魁!!クロマティ高校(1)

著者
野中英次

 この作者(野中英次)の作品は、前に一つ読んだ事がある。確か「シグマック」とかいう、シュワルツネッガー張りのロボットが主人公だったヤツだ。この「クロマティ高校」も基本的にはその時と路線は変わってない。やたら劇画調の絵で思いっきりくだらないギャグをやって、その落差で笑わせる方式だ。
 「シグマック」の方はそれで十分笑えた。その手のマンガを読むのは初めてだったし、ギャグとしての質もそれなりに高いように感じられたからだ。

 しかし、今回の「クロマティ高校」はどうかというと・・・ちょっと厳しいというのが実際のところだ。
 何でかと言えば、舞台が高校だから、という事に尽きる。高校を舞台にしたギャグマンがってのは、学生生活そのものがネタの宝庫で、安定した面白さを追及できる反面、この作者のような、ある意味トんだ笑いを提供する作者にとっては、「落差」を作ることがやや困難なことのように思えるんだな。

 そのため、この作者本来の持ち味である、思わず吹き出してしまうような笑いってのがほとんどないのだ。読んでて退屈ではないのが救いであるが、期待したほどに笑える内容ではなかった。

 2巻を買うかどうかは微妙な内容。