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テネレッツア

機種 メーカー 発売日
XB アクアプラス 03/01/30

レビュー日 レビュー時の状況 日記(ネタバレ注意)
03/07/10 プレイ時間10時間 テネレッツア

<クセのないライトファンタジー>
 X−BOXでは若干珍しい印象も受ける、萌え系のライトファンタジーRPG。元気がとりえの魔法少女の大活躍、といういかにもな感じのお気軽RPGです。
 そのコンセプト自体は悪くないと思いますし、ゲーム自体の出来もそれほど悪くはないのですが、「良い意味でのクセ」に欠ける、ややシンプルな完成度となってしまっています。
<雰囲気と世界観のギャップ>
 基本的なゲームの流れは、街で依頼を受け、周囲のフィールドやダンジョンを探索することの繰り返しです。その過程で語られる主人公の過去や、街を取り巻く大国家の確執などの背景となる物語には時々スケールの大きさを感じさせるところがあるのですが、主人公たちのあまりに軽すぎるキャラクターのため、そのスケールがゲームに根ざした世界観として実感できないところはありました。
 また、会話での台詞回しもやや冗長。くだらないギャグをずれたテンポでかますもので、つい読み飛ばしたい衝動に駆られます。セリフはフルボイスで入っているのですが、声に出して聞いてみると尚更テンポの悪さが目立ち、あまり読むことを想定せずにシナリオを書いたのではないかと思われる節もみられます。
<システムがやや不親切>
 システム回りもやや親切とは言いがたいところです。スクロールや選択肢を選ぶときのカーソルの反応が極めて遅いのがかなり厳しい。これは致命的なマイナスポイントとまでは言えないのですが、長時間ゲームをやっていると、じわじわと苛々が効いてくる感じ。
 ゲームの核となるフィールドやダンジョンの探索、戦闘は可もなく不可もなく。ここの部分については、システム回りほどの操作性の悪さはなく、敵の強さのバランスもちょうど良い。せっかくX−BOXを使ってる割には若干エフェクトが弱い部分もありますが、それなりに楽しむことはできる。

<可もなく不可もなく>
 このゲームならでは、という売りの部分が見当たらないのが残念といえば残念。普通のアクションPRGとしては面白いけれど、それはあくまで普通、としての話で、特にここが良い、というポイントを示すのが難しい。逆に、ここが極めて酷い、というところもないのですが。そういう意味ではかもなく不可もなくの平凡な作品と言うことになってしまうのかもしれない。