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| <難易度設定の難しさ> 前作「風の探索者」は、シナリオは淡白ながらもシステム面に注力したRPGでした。誤解を恐れずに言うなら、ウルティマ型ではなく、ウィザードリー型。そのためか、近年発売されたRPGに比して難易度がかなり高めに設定されており、私は途中でリタイアしてしまいました。 しかし、続編である「大陸編」は難易度がやや下がっているという話を聞き、購入に踏み切りました。実際、やってみると難易度はやや下がっているように思われます。しかし、下がったから、楽しく最後まで出来るようになった、と言えないのが難しいところです。 <基本的には同じシステム> ゲームシステムそのものは、ほぼ前作と変わっていません。自由度の高いキャラメイクシステム、ストーリーよりもダンジョン探索をメインに据えた構成。画面の雰囲気もほぼ同じで、言うなれば「続編」というよりも「別シナリオ」というイメージでしょうか。 ただ、細かい操作体系はかなり改善されており、前作での反省点が上手く生かされているとは感じました。この辺りの調整は、メーカーの姿勢を感じることが出来、好感が持てます。 |
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<下がった難易度ゆえに> そして、肝心の難易度です。確かに下がったと思います。アイテムや資金、それに空腹度などがかなり余裕を持って設定されているため、多少回り道しても、前作のように行動不能な状態になることはありませんでした。 しかし、ここで逆の問題が生じます。難易度が下がったゆえに、緊張感がなくなってしまったのです。前作はその高い難易度ゆえに、戦闘でも一瞬の気も抜けないシーンがたびたびありました。しかし、今作は結構適当に戦っていても勝ててしまうことが多いのです。そのため、「生き残る」緊張感が薄れ、ダンジョン攻略が作業的になってしまいます。そうなると、ストーリー面でプレイヤーを引っ張ることがもともと考慮されていないこの作品を続けていこうという意欲が段々とそがれていってしまうのです。 あちらを立てればこちらが経たず、ということか、あるいは、単にプレイヤーたる自分のわがままなのか分かりませんが、結局その緊張感のなさが退屈感となり、結局最後までやりきることは、またしても出来ませんでした。 ゲームそのもののアプローチは素晴しいのです。あとはバランスの問題ということなのでしょう。 |
| <ゲーム全体の調整を> また、ゲームそのものではありませんが、付属する説明書が極めて不親切だったのが残念です。ゲームを構成する要素を羅列しているだけで、読みやすさ、というものがあまり考慮されていなかったように感じられます。 この点含めて、もうすこし全体を調整しなおせば、素晴しいゲームになるのだろうな、という無念さが残る作品でした。 |
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