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| <元は18禁ゲームだが・・・> いわゆる18禁ゲームでも、最近は、感動できるシナリオを売りにしたものが主流を占めているようです。中にはアダルト要素はいらないのでは?と思わせる作品も多々見受けられるとか。 このKanonは、その手の「感動」を売りにした作品の最右翼に位置しているというのが、もっぱらの評判です。DC版では、アダルト要素を排した全年齢対象版になっていますが、やってみると、確かに少しも違和感は感じませんでした。まぁ、「ここで本来ならそういう展開になるんだろうな」というポイントはありましたが。 |
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<本気で感動> ゲームの基本システムは、いわゆるテキスト選択型アドベンチャーで、時々選択肢が登場する以外には、特にこれと言ったゲーム的要素はありません。この選択肢の選択によって、最終的なヒロインが決まるようです。僕は1周しかしていないので、選択によって、どう展開が変わっていくのか、まではわからなかったのですが・・・ ヒロインが複数いるというゲームの性質上、1周やって一人のエンディング見ただけでは、この作品をクリアした、とは言えないのかも知れません。 それでも1周で止めにしてしまったのにはそれなりに理由がありました。 最初に迎えたエンディングのヒロイン、月宮あゆの物語に、年甲斐もなく感動してしまい、それ以外のヒロインとのエンディング=あゆを途中であきらめる、ということに心情的に抵抗感を感じたためなんですね。 それだけ「あゆ」のシナリオに感動できた、と言うことです。それだけの力を持った作品だ、と言うことなんでしょう。 それに、日ごろやってるゲームが、どちらかと言うと殺伐とした内容のものが多いため、この作品世界のような「悪人がいない」のほほんとした平和な世界というのが妙に居心地が良かったという事が、シナリオに対する好印象に繋がってることは間違いありません。 |
| <色気のないイラストのメリット> そういえば、この作品、登場人物のイラストがかなり幼い感じがします。一応、ヒロインたちは高校生という設定のようですが、どうも小学生にしか見えないのです。途中、回想シーンで、それこそ小学生時代のヒロインたちも登場しますが、あまりに変化が見られませんし。 ただ、それだけ、幼い=色気の無いイラストだから、変に「元18禁」ということを意識せずに遊べたのかもしれません。BGMもなかなか切ない感じの曲が揃ってましたし。 <ゲームゆえの感動> このゲームのストーリーは、きっと小説で読んでもそれほど感動しない話なのではないでしょうか。プレイヤーが選択肢を選択することを通して、主人公に自分を投影しやすいゲームという形態を取ってるから、これだけ素直に感動できたんだと思うんです。 そういう意味では、ゲーム的要素が皆無ながらも、ゲームであることによって成立しえた作品なんだと思います。アドベンチャーゲームは多かれ少なかれ、そういう要素はあるのですが、この作品については、その点を強く感じました。 |
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