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| <ミニゲームが充実> 近代欧州にファンタジーが融合したような世界を舞台に、少年と少女二人のキャラクターを使い分けてダンジョンを攻略していくアクションRPG部分がメイン。これだけでもなかなか面白い内容には仕上がってるのですが、それに加えて、周囲を固めるミニゲーム群が極めて充実しているのが特徴的です。もともとこの「ダーク」シリーズでは、ダンジョンで集めた材料を元に街を作っていく「ジオラマパート」で知られているのですが、それ以外にも、釣り、ゴルフ、アイテム発明など、様々なミニゲームが存在し、やり込み要素が実に深いゲームに仕上がっています。 <ダンジョンパートも良い出来だが> ゲームのメインであるダンジョンパートは、いわゆる自動生成タイプ。しかし、その舞台は、地下迷路、渓谷、森林などステージごとに特徴ある地形を利用したダンジョンを作り出しており、意外に単調さはありません。敵との戦いも、アクションメインではありますが、それほど反射神経を要求されるわけではなく、むしろ手持ちの武器をどのように活用していくか、武器をどのように使い分けていくか、というプレイヤーの戦闘スタイルに依存する部分が大きく、ダンジョンで発見される多様なアイテムもあいまって、それなりにやりがいのあるものに仕上がっています。 不満点があるとすれば、プレイヤーが随時選択できる二人の主人公の違いがあまりはっきりせず、使い分けが重要となるシーンが少ないため、二人の主人公がいることの意義を感じにくい点くらいでしょうか。 |
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<なんといってもミニゲーム> ダンジョンパートも面白いですが、このゲーム最大の特徴は、むしろ脇を固めるミニゲーム群にあると言えるのではないでしょうか。ジオラマパート、釣り、スフィーダ(ゴルフのようなもの)、アイテム発明など、どれもやり込み要素は深く、むしろミニゲームがこの「ダーククロニクル」の中心となってしまい、合間にダンジョンパートを攻略していく、という状態になってしまうこともしばしばです。 また、これらミニゲーム群は単にそれだけで完結しているわけではなく、ダンジョンパートと密接につながる部分もあります。例えばスフィーダは、クリアしたダンジョンをステージとするため、ダンジョンパートでの記憶を頼りにコースを攻略していくという独特の面白さがあります。こういった関連性を持たせ、ミニゲーム自体がゲームから浮くことがないように配慮する一方、ミニゲームを攻略できなくても、ゲーム本編のクリアは可能な構成となっており、なかなか柔軟性のあるシステムとなっています。 <ストーリーは弱い> ダンジョンパートをつなぐストーリー部分については、やや期待はずれというところでしょうか。各イベントシーンは、一枚の絵として見る分にはかなり印象的なのですが、それらをつなぐ線がはっきり見えてこないため、単にイベントとイベントの合間にダンジョンパートがある、という印象です。 |
| <グラフィック周りは良好> グラフィックについてはほぼ文句なし。先に各イベントシーンが印象的と書きましたが、これは美しいグラフィックの力によるところが大きいです。メリハリのある色彩で描かれた街やダンジョン、それにトゥーンシェイド調に描かれた表情豊かなキャラクター・敵モンスター。舞台を彩るすべてのものが魅力に満ちています。 また、カメラにフリー視点を採用していますが、動作も軽快で操作にストレスを感じるようなところはありませんでした。 <やり込みゲームとして文句なし> 全体的なバランスとして、ゲームを構成する要素がかなり多岐にわたるため、ゲーム開始当初は何をしていいのか、当面の目的を見失いがちになること、またゲーム中盤では各ミニゲームのやり込み度合いが中途半端になるため、ゲームそのものが単調に感じられるところはあります。 しかし、その多岐な要素を理解するためのチュートリアルが非常に丁寧なこともあり、基本的にはユーザーのプレイアビリティーを重視したクオリティの高いゲームとして評価できると思います。特に、やり込み要素の面白さについては、この種のゲームでも現時点で1,2を争う完成度ではないでしょうか。 |
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