| トップへ戻る |
| 「ゲームレビュー」インデックスへ戻る |
|
![]() |
|||||||||||||||
| <完成度高し> 前作「ZOE」は、派手な演出のアクションシーンが見事でしたが、ストーリー面で若干陳腐なところがあり、総合的に見るとちょっと弱い印象がある作品でした。 続編に当たる今作は、ストーリー面で劇的とも言える改善がなされ、アクションシーンも更に強化されているため、ほとんどすべての面で前作を凌駕するという、続編のお手本とでもいうべき完成度を持っています。 <ノンストップ・ストーリー> ストーリーは、前作の設定を引き継いでいるものの、主人公が一般人の少年から元軍人の青年への変更になっています。更に、この主人公はゲーム開始直後に発生するある事件により、巨大人型兵器「ジェフティ」と一体化し、機体から降りることができない体となります。この「機体と一体化する」設定がなかなか秀逸です。主人公が機体から離れることが出来ないため、主人公に休息のときはなく、ラストシーンまでほぼノンストップでストーリーが進行。まさに息つく暇もないほどの戦いが繰り広げられるのです。 また、ストーリーパートがポリゴンキャラからセルアニメに変更されたことにより表現力が大幅に向上。トゥーンシェイドを用いたアクションパートとの連動もスムーズになっています。 |
![]() |
![]() |
<ノンストップ・アクション> アクションパートは前作そのままでも十分派手かつ爽快な完成度を誇っていたのですが、それは更に強化。基本的に一対多の戦いが展開され、ゲーム冒頭から画面中を誘導レーザーが飛び交い、映画かアニメのワンシーンのような豪快な戦いが続きます。プレイヤーですら把握しきれないほどに高速展開する戦闘シーンは、プレイヤー自身よりも見ている人のほうが面白く感じてしまうのではないかと思うほど。しかし、プレイヤーもその高速性に一種の陶酔感を覚えると思うので、これはこれで面白いのです。 戦いの舞台も氷の惑星からコロニー、砂の惑星の乱戦、高速移動する車両、空中艦隊との戦いなど、次から次へと新たな局面が登場し飽きさせません。 簡便な操作によるアクションの爽快さを全面に打ち出しているため、緊迫した戦闘とか細かい戦略といった点では弱いところもあります。ところどころ、そういった戦略性を見せようとして細かい操作が求められる戦いがありますが、そこはむしろストレスの対象でしかありませんでした。ただ、そういったシーンはそれほど多くもないため、そこでつまづいてしまうと言うこともほとんどありませんでした。 ただ、一つ残念な点があるとすれば、その戦略性の弱さゆえに、おまけ要素である、一対一のバトルはおまけの域を脱せず蛇足にしかならなかった、というところでしょうか。 |
| <ロボットアクションの名作へ> プレイ時間が10時間弱ということで、それほど長時間遊べると言うわけではないのですが、ゲーム内容のテンションの高さを維持するためにはギリギリの長さということも出来ます。むしろ、その10時間を一気に駆け抜けたくなる勢いのある作品です。 次々繰り広げられる戦いの中に、印象的なアクションシーンを数多く詰め込んでおり、この種のアクションゲームでは名作といって良い水準に達している作品と言えるでしょう。 |
![]() |