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ACECOMBAT 04 -shattered skies-

機種 メーカー 発売日
PS2 ナムコ 01/09/13

レビュー日 レビュー時の状況 日記(ネタバレ注意)
01/09/30 クリア ACE COMBAT 04 -shattered skies-
ACECOMBAT シリーズ
ACE COMBAT 3 -electrosphere-

<看板作品として>
 いまやナムコの看板作品の一つといっていいフライトシューティング「エースコンバット」最新作。今回はプラットフォームがPS2に移ったということで、シューティングゲームとしての本質的な面白さに加え、グラフィックの美しさにも期待するものがありました。

<空戦が熱い>
 まず、フライトシューティング部分ですが、これはほぼ満点の出来。ミッションの数は少ないのですが、それぞれにフライトシューティング本来の楽しさが凝縮されているように感じました。
 特に今回は空戦が熱かったですね。自分自身、これまでいくつかフライトシューティングをやってましたが、どのゲームにおいても、地上爆撃は無難にこなせるものの、空中戦闘がはっきりいって苦手でした。全方位にすばしっこく飛び回る敵を追いかけて回るのが苦手だったのです。これは、フライトゲーム共通の特徴なので、AC4でもその辺りの個人的難しさは変わっていないはずなのですが、なぜか空戦が楽しかったのです。
 これは、どちらかというと演出面の上手さがあるのかもしれないですね。一度の戦闘において敵戦闘機の出現数を多く設定しているため、何十機もの敵味方が入り乱れる大空中戦が展開されるのです。こうなると、撃てば当たる状態で、とにかくド派手にミサイルや機銃を使いまくれるので、敵を倒せないというイライラを感じることが相対的に少なくなっていたのです。
 それに、ゲーム中でも、弾薬の補充が出来るようになったのは大きいかも。ホーミングミサイルを、残弾数をあまり気にせずに撃ちまくれるというのは気分がいいものです。
<無線傍受の臨場感>
 また、このゲームは音の面での臨場感の演出が素晴らしい。実際の戦闘機のものを録音したというエンジン音もさることながら、戦闘中に繰り広げられる敵味方の無線がものすごく気分を盛り上げてくれます。こっちが爆撃しているときには、逃げ惑う敵の無線が傍受できたり、後半、自機がエースパイロット級になると、出撃した先々で、味方からの「メビウス1(自分のこと)がやってきたから大丈夫だ!」みたいな無線が入ったりして、まるで自分が英雄になってしまったかのような気分にさせられてしまいます。

<リプレイが欲しかった>
 グラフィックは、正直言うと、期待したレベルには達していませんでしたが、それでも当然AC3に比べれば遥かに綺麗。とくにリプレイのシーンなどは、角度によってはまるで実写であるかのようなリアリティを実現しています。
 ひとつ残念だったのは、そのリプレイがセーブできないことくらいですか。しかし、これが結構大きな欠点かも。リプレイの映像が非常に綺麗なため、いいリプレイデータが取れたら何度でも見たいと思う人は少なくないと思いますし。
<立場逆転のストーリー>
 フライトパートの合間には、紙芝居形式のストーリーパートが時折挟まれます。これは、主人公と敵対する勢力「黄色部隊」とある少年との交流を描いた物語になっており、フライトパートの主人公「メビウス1」が快進撃を続ければ続けるほど、ストーリーパートに登場する「黄色の13」は追い詰められていきます。このまるで敵味方が入れ替わってしまったかのような演出はなかなか興味深かったですね。おかげで、フライトパートに「黄色部隊」が登場したときの気分的な盛り上がりはかなりのものでした。

<期待通り>
 一通りやってみて、これは期待通りの出来だった、といっていいと思います。ちょっとボリュームが少ないかな、という気もしますが、一つのミッションに要する時間がやや長いので、トータルでは物足りなさを感じるところまではいきませんでした。
 むしろ、ゲーム性そのものにはまったく不満を感じる要素がなく、また、難易度調節もかなり幅をもって変更できるため、これはPS2もってる人なら誰にでも勧められるゲームに仕上がっています。